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ヘモグロビンa1cとは何のこと?

 

 

ヘモグロビンa1cとは、直近1〜2ヶ月の血糖値の状態を知る手がかりになる数値です。糖尿病かどうかを診断するときや治療状況がわかり、糖尿病の状態を見逃さずに済む診断材料として重視されています。ここではヘモグロビンa1cが何なのかについてもう少し詳しくお話しましょう。

 

ブドウ糖と結びつきやすいヘモグロビン

 

ヘモグロビンa1cには別名があり、糖化ヘモグロビンともいいます。ヘモグロビンにブドウ糖が結びついた状態で、一度ブドウ糖と結びつくと離れないのが特徴です。血液中には酸素を運搬する役割を持つ赤血球がありますが、赤血球の色素として存在するのがヘモグロビンです。

 

血液に含まれるブドウ糖と結びつきやすい特徴もあり、血液内にブドウ糖が増えてくるとヘモグロビンに結びつく量も増えるのです。そして一度結びつくと離れないため、ヘモグロビンa1cが血液中にどのくらいの割合かを調べると血糖値の状況がわかるというわけです。ヘモグロビンa1cには、血液中に含まれる割合によって段階的に大まかな評価が分かれています。

 

例えば、ヘモグロビンa1cが5.8%未満なら健康な正常値ですが、6.6〜7.9%になるとやや高めの数値と診断されます。ヘモグロビンa1cが10%以上になってくると、血糖値のコントロール状況がかなり悪いということになります。

 

ヘモグロビンa1cが重視されるようになった理由

 

なぜヘモグロビンa1cが血糖値の状況を知るのに重視されるようになったかといえば、従来のような空腹時の血糖値の測定では、食後に急激に血糖値が上昇するかどうかが分かりにくいためです。血糖値が不安定な数値であることも関係しています。その点ヘモグロビンa1cは直近1〜2ヶ月の血糖値の変動の平均を示しているので、正しい診断をしやすいのです。