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ヘモグロビンa1cと糖尿病との深い関係

 

 

ヘモグロビンa1cの数値は、単純な血糖値とは異なります。過去1〜2ヶ月に血糖値の状態がどのようになっているかを見る数値ですから、血糖値と合わせて診断に使われるものなのです。

 

何の診断に使われるのかといえば、糖尿病になっていないか、糖尿病の治療が上手くいっているかということです。ここでは、ヘモグロビンa1cと糖尿病との関係についてお話しましょう。

 

ヘモグロビンa1cの高さは一定期間血糖値が高いことを示す

 

血糖値は、食後すぐに測定したり2〜3日不摂生をしていれば高く出るものです。ときには久しぶりに食べたケーキが血糖値に反映されてしまったということもあります。そんな一時のことで、糖尿病かどうかを診断するのは危ういこと。

 

そこで重視されるようになったのが、ヘモグロビンa1cの数値です。ヘモグロビンa1cなら過去1〜2ヶ月の血糖の状態の平均値が出ますから、一定期間にわたって血糖値が高い状態だったかどうかがわかります。これから糖尿病かどうかの診断に確実性が出てくるでしょう。

 

しかも、既に糖尿病の人にとっても、一定期間にわたる治療が効果を見せているかどうかがわかります。糖尿病は、放置あるいは治療が上手くいかなければどんどん進行してしまいます。対策を上手に進めるためにも、ヘモグロビンa1cは有効なのです。

 

血糖値と合わせての診断

 

糖尿病かどうかの診断、あるいは糖尿病の治療が効果を出しているかを診るためにも、ヘモグロビンa1cに加えて血糖値の結果が参考にされます。糖尿病にも血糖値が高いだけの状態にも段階があり、ヘモグロビンa1cと血糖値両方の数値から個々に今後の対策を判断していく必要があるからです。

 

ただ、過去1〜2ヶ月にわたって血糖値が高い状態だとわかるヘモグロビンa1cの高さは、血糖値の高さよりも油断できません。ヘモグロビンa1cが高いと指摘されたら、速やかに対策を始めるのが賢明です。